2011年2月11日金曜日

レバレッジノート73

日本経団連が10日。国内農業の構造改革に対する提言を発表したそうです。
内容は、企業の参入や農地の集約を促す法整備・規制緩和を要望。TPPへの参加やEPAの締結促進を視野に、新法を制定し、国際競争力の強化に向けた目標を設定すべき。
深刻な後継者不足や耕作放棄地の拡大などで「国内の食料生産基盤が崩壊しかねない」状況に陥っていると分析し、若年層の新規就農や企業の参入による「多様な担い手の確保が緊急の課題。具体的には企業の農業参入を促すため、企業からの出資を50%未満とするなどの農業生産法人の参入要件を緩和すべきだと主張。若者の就農を促すため研修や新規雇用への助成、新規就農者への農地あっせんなどの支援を拡充すべきだ云々。


まぁ、輸出産業のために農業を切り売りしてきた連中が何を言っているのか。という感じです。



信です。

インターネットで拾った記事をレバレッジメモにしています。

もし気付きがありましたら、気軽にコメント下さい。



今回は、神田昌典氏の何がきっかけで組織は崩れていくか?です。




7ステップ組織自動操縦法というマネジメント法を作り上げた。

このような会話は、明らかに社内もしくは社外からのクレームが引き金になっている。

次の3つのステップを通して社員同士が批判を始めることから、組織は瓦解する。

第一段階 社内もしくは社外からのクレームが起こる。そのクレームを受けた社員が、嫌な思いをする。

第二段階 嫌な思いを解決するために、原因を追究する。誰が責任者かということを探りはじめる。そして、その責任者の対応のまずさを、過去に遡って指摘される。

第三段階 その責任者は、能力を否定されたと感じる。あの人は能力がないというレッテルが貼られていく。さらに同じ問題が起こると、あの人には任せられない、もっと能力のある人を採用すべきだ、という傾向になる。

クレームに対して原因追求をしようとする姿勢であることが分かる。

我々は、原因を突き止め、それを直すことが重要だと教えられてきた。それがまさに、組織の問題を起こす思考法だったのである。

原因追求をすると、過去を掘り返すことになる。この原因思考(プロブラム・フレームもしくはブレイム・フレーム)は、人の批判につながる。

我々がどのような思考法を取ればいいのかといえば、結果思考(アウトカム・フレーム)である。

すなわち得たい結果だけに、焦点を合わせるので
ある。

① 一体、何を実現したいのか?それは本当に実現する価値があるのか?

② それを実現すれば、どんなメリットが得られるか?それを実現したとき、どんなもの見えるのか?どんなことが聞こえるのか?どんな気持ちを持つのか?

③ 現在の状況から、理想の状況になるためには、何が起こればいいか?何が違うのか?

④ それを実現させるために、いま行動しないのは、なぜか?何が障害になっているのか?

⑤ 理想の状況を実現するには、どんな資源(時間・金銭・労力等)が必要か?その資源をいま得るためには、どうすればいいか?

⑥ それが実現したとは、どうすれば分かるか?

この思考法では、問題点やクレームは歓迎される。




トヨタでは、なぜ?を繰り返せと言います。
でも、原因を追求すると組織の軋轢が起きる。

そうではなく、どんな結果を目指すか。を考えた方が健全だ。という事です。

あなたの気付きもお気軽にコメント下さい。

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