2011年3月29日火曜日

レバレッジノート87

福島第一原子力発電所の事故で、食品を対象にした放射性物質の検査に対し、自治体や農家に不満が広がっているそうです。

検査は自治体が独自で行うため、検査件数や品目に差があるためで、暫定規制値が厳しすぎる。国が統一的な基準を作るべきだ。との指摘。

食品の放射性物質の検査は、13都県の計531件のうち、福島県が185件、茨城県が117件と突出しており、検査をしていないが規制値を超える農産物が流通している可能性がある。

また、制限が県単位となっているため、福島県の出荷・摂取制限は、原発から約100キロ離れた会津若松市にも及び、福島県産はすべてだめというのは大雑把過ぎる。との声も。


食の安全は大切ですから、早急な基準の統一など必要だと思います。



信です。

インターネットで拾った文章のレバレッジメモです。

気付きがありましたら、気軽にコメント下さい。



今回は、ことのは塾の「話の順序、気にしていますか?」です。



あなたの文章を“売り上げがアップする文章”にするためには、まず『読んでもらえる文章』を書かなくてはなりません。

あなたの言いたいことをわかりやすく表現し、相手に理解~納得してもらわなくては、その先に「購入」というゴールは見えてきません。

この『最後まで読んでもらう』、『わかりやすい文章にする』という二つに共通する、ある注意点があります。

それがここでお話する、『話の順序』というものです。

最初に語る事柄が、相手にとって馴染みの無い話題では、読みにくくなってしまいます。

また、話があちこちに飛んでしまっては話全体がわかりにくいものになってしまいます。

相手に馴染みのある話題から入って・・・あなたの言いたいことにつなげる。

わかりやすい話題から入って・・・複雑な事柄をわかりやすくする。

『話の順序』は、読みやすさ、わかりやすさに非常に重要な役割を担っているのです。

『 一般 → 特別 』法「一般論から入って、次にある特別な話をする」という順序で話を展開していく手法

「メイクを落とすために、メイク落としを使っている」・・・この当たり前のことを一般論としてまず話を切り出します。

これは「Yes Start の手法」という有名な手法なのですが、話の冒頭には読者から反論されない一般論を持ってくることで、読者がその内容に対してひっかかることなく、すんなりと話の中に入ってきてくれるのです。

これが「多くの方がメイクを落とすのに食器用洗剤を使っています」という突飛なことから入ったら・・・「そんなことは無いよ」、「何を言ってるんだ?この人は?」と、読者は警戒した状態になってしまいます。

幸運にもその先を読んでもらえたとしても、書いてある内容を信じてもらうことは難しくなってしまうでしょう。

話の冒頭には、まず「Yes」と言ってもらえるような、一般的に正しいと思われている話題を持ってくると良いのです。

そして、その後に続く文章には『特別な話』、つまり「あなたの商品」、「あなたの商品を使ってくれる人」の話に移るのですが、そこで一つポイントがあります。

必ず、『あなたは特別だから・・・』というニュアンスを入れ込むようにしてみましょう。

一般人とあなたは違うんですよ、特別なあなたには特別な商品が似合うんですよ、という展開で話を進めていく、というわけです。

これは、「他商品には無い特長(=特徴的特長)を持っている商品」には、うってつけの文章作法と言えるでしょう。

この手法は、「一般→特別」を、『普段の日 → 特別な日』と読み替えても面白い効果が得られます。

『 全体 → 個別 』法「全体の概要から入って、その後、個別の話に移る」という順序で話を展開していく手法

この手法は、『セット商品』を売る場合の商品説明文などに使われています。

よくやってしまいがちな誤りの一つが、「セット商品全体の説明の前に、セットに含まれる個別商品の説明を始めてしまう」というミスです。

そこで必ず「全体」、つまりセット商品の特長をまず語るようにしておきましょう。

最近は特に「セット商品」が見直されてきています。商品の数が爆発的に増えてきたため、お客様はその全てについて情報や知識を得ることが非常に難しくなってきました。

そこで、プロが選んだセット商品というものが求められるようになってきているのです。

キーワードとして覚えておいていただきたいのが、『シナジー・リコメンデーション(相乗効果・推薦)』という言葉。

ある商品 A と組み合わせて使うと相乗効果によってより大きなメリットが得られる商品 B を推薦する、という考え方です。

『 時間軸 』法「時間の流れに沿って話を展開していく」という手法についてお話していきましょう。

文字通り、時間軸に沿って描写をしていく、という手法ですが、この手法、使うべき場所を誤ると単なる

「日記」のような文章になってしまいます。この手法は、必ず何かしらの”変化”を描く時に用いて下さい。

(昔) これまでのビデオデッキや DVD レコーダーには 2 番組録画機能が無かった→(今) 2 番組録画機能が追加されて、同じ時間に放送される 2 つの番組を同時に録画することができるという”変化”がそこにはあるわけです。

というように(昔)→(今)という時間の流れに沿った説明をすることでわかりやすい説明をすることができます。

時間軸に沿った書き方をする時は、過去の事柄を書いた後に、『そのため、こんなに不便だった』という場面を描写するとより伝わりやすい文章に進化します。

新商品が出た時、新しいサービスを開始した時、その商品が昔に比べてどんなに良くなったかを表す時は、時間軸に沿った書き方をしてみてはいかがでしょうか。

『 私は・・・ → あなたは? 』法「自らの体験談から話を展開する」という手法についてお話していきましょう。

最初に出された意見が「ガイドライン」のようになって、その後の意見を誘導していくからなのでしょう。それほど「最初に出される意見」というものは大切なものです。

そのため、その大事な「最初の意見」を筆者の方で言ってしまおう、というのがこの手法です。

読者(お客様)とフレンドリーな関係を持ちたい場合や、具体的な場面を想像してもらいたい時などに有効な手法です。

これは文字通り、「自分の体験」や「自分の気持ち・感想」を最初に語ることから始まります。

この『私は・・・ → あなたは?』法は、自らの体験や感想を述べた後、『あなたはどうですか?』と読者に質問することに、もう一つのポイントがあります。

ここで質問を投げかけられると、「私だったら・・・そうねぇ・・・」と読者も”自分の場合”を思い浮かべることになります。

メールマガジンやニュースレターなど、読者と近しい関係になるために発行している文章にはうってつけの手法と言えるでしょう。

「あなたの体験談」や「感想」を書くと言っても、本題である「商品」につながらない”世間話”を持ってくるのは避けた方がいいでしょう。

できるだけ、その文章で訴えたい本題に関係のある話から始めるようにしたいですね。まとめ話の順番・・・それは忘れがちなのですが、“売り上げがアップする文章”を書く上でとっても重要な要素です。





話の順序。パターンを知っていると、ブログなどスイスイ書けるようになります。


あなたの気付きをお気軽にコメント下さい。

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