2011年1月28日金曜日

レバレッジノート67

政府の社会保障・税の共通番号制度に関する実務検討会は、2014年6月に国民1人ずつに番号を割り当て、15年1月から利用を開始する。と基本方針をまとめたそうです。


住基カードのように情報流出の危険があるし、プライバシーの問題。資産課税の不安などあるのですが、国民的議論にならずに粛々と進んでいますね。



信です。

インターネットで拾った記事をレバレッジメモにしています。

もし気付きがありましたら、気軽にコメント下さい。



今回は、神田昌典氏の社内クーデターなしに成長する方法です。




非常に似通った段階を経て成長する。その成長の過程を事前に分かっておくことは、会社をスムーズに成長させる上で極めて重要である。

起業して会社をつくると、はじめのうちは、社長の一人芝居である。社長は企画をして、戦略をつくり、営業をやり、電話受付をし、そして経理をやる。このように一人で何役もこなすことになる。

このように一人芝居でできる売上額は、業種によっても異なるが、1億円程度までである。

それを超えると、今度は数人、従業員を雇わざるを得なくなる。この段階では、まだ社長が細かく指示していればいい。

いわれたことだけをやる従業員がいればもいいのである。

年商3億を超えると徐々に組織(すなわち階層)をつくるようになり、今度は年商5億以上になると、社長が指示するのではなく、組織が自ら動くシステムが必要になってくる。

このシステムができると、今度は10億円を超えるようにな ってくる。

会社が成長するにつれ、社長の役割は変化する。年商3億円は自分がやる立場、5億円までは、今度は自分が教える立場、10億円を目指すに従って、教えることを教える立場に変化していく。

会社が次のステージにいくときには、必ず障害が訪れるということである。そして、障害をクリアしなければ次のステージにはいけない。

例えば、ナンバー2がクーデターを起こす、社員が病気になる、取り込み詐欺にやられる等の障害である。

「鬼の組織は、確かに効果的。ところが、仏の組織はもっといい。一番ダメなのは、何もないところだね。」

オーケストラ的な組織をつくることに注力した。すなわち規律がありながらも、その構成員のひとりひとりの個性を活かし、お互いを聞きあいながら、ハーモニーを奏で、聴衆(お客)を感動させる。このような組織か、会社をスムーズに成長させる。

1.現状と理想の組織文化を明確化する。 組織が強くなるために、どんな文化をもっていなければならないのかを現状と将来に渡って分析する。

例えば、問題を障害と思う会社と、問題をチャンスととらえる会社とは、当然、組織としての耐久力に差がでてくる。

2.社員同志がプラス思考で関わるようにする。

お互い信頼し、一体感をもった組織をつくるための
方法論を習慣化する。

3.考えることが、安全な職場にする。新しいアイディアというのは、非常にもろいもので、それを育てる環境が必要。小さな新しいアイディアを促進する環境を整える。

4.リスクへのチャレンジを評価する。リスクがなければ、利益は生まれない。そこでリスクにチャレンジする、そしてリスクをコントールする文化を促進する。

5.お互いの知識や能力に信頼する。お互いの異なる能力を尊重することで、自尊心が醸成され、組織の相乗効果が生まれる。

6.社員個人の能力を高める。個人の能力を高めることに会社がコミットメントをすると、さらに強い個人、そして強い組織が構築される。

7.将来をマップ(図式)化する。会社の将来の成功像が、個人の将来像と繋がるように明確に方向性を指し示す。

8.マップをさらに具現化する。将来のビジョンを具体化して見せる。その際、視覚や聴覚等を利用した言葉だけに頼らないコミュニケーションが重要。

9.システム的に考える。問題を一つの個々の現象と考えるのではなく、全体(=システム)のなかでどのような意味をもつのか考える。

10.会社というドラマをつくる。キャスティング、台本、舞台、聴衆へのアピールというような喩えを使うことにより、それぞれの役割を尊重すると同時に、創造性の発揮できるチームができる。

マネジメントで重要なのは、精神論ではなく、まず何をやって、次に何をやればいい組織ができるかという方法論である。



個人の将来と会社の将来のすり合わせをする。

それはやる気になると思います。

なぜって?会社の成功の延長線に自分の成功があるから。

あなたの気付きもお気軽にコメント下さい。

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