NPO活動が活発になったらいいですね。
信です。
インターネットで拾った記事をレバレッジメモにしています。
もし気付きがありましたら、気軽にコメント下さい。
今回は、ことのは塾の「文章作りの強い味方」です。
書きたい事はあるのに、その表現方法がわからない。多くの情報を上手く文章に表現できない。「一番知らせたいこと」も、「どうでもいいこと」も同じような表現になってしまい、ただの情報の羅列になってしまう。
自分の商品や会社に関しての情報は相当量持っている・・・しかし、それをいざ文章に書き下ろしていくとなると筆が止まってしまう。
メーカーから送られてきたカタログのコピーになってしまったり、どこかで見たことあるような文章になってしまう。
この作文法、非常に簡単な 3 つの要素を文章の中に入れ込むだけで、文章が華やかになる、文章が書きやすくなる、というシロモノです。
I・H・K 最初の I は、『色』の I です。「自転車に乗っていきました」を「赤い自転車に乗っていきました」と”色描写”を入れるだけですからね。
モノとしての商品がある方は、その商品の色を描くといいでしょう。サービスでモノが無い場合でも、「青と白で統一したお部屋です」とか、「部屋から見える新緑がきれいです」といったように、”色”を文章の中に入れ込むことはできますね。
”色”を、「好きな色」として描くか、「キライな色」として描くかをハッキリさせましょうという所が特徴です。
同じ『白い部屋』を描写するにしても、「スッキリとした印象の白い部屋」という表現するのと、「ただ真っ白な殺風景な部屋」と表現するのとでは、読み手側が受け取るイメージが違いますよね?
『色を味方につける』と表現しておりました。あなたの主張を、文章に描いた”色”が後押ししてくれているというイメージですね。
「その色にプラスイメージを持ってもらいたい」のか、「マイナスイメージを持ってもらいたいのか」を先に明確にしてから文章に”色”を入れ込むと、色の表現があなたの伝えたい意思をより明確に伝える助けとなってくれるのです。
「好きな色」には”誉め言葉”を、「キライな色」には”けなす言葉”をつけると、比較的カンタンに書くことができるでしょう。
その商品が持つプラスイメージを、色描写をすることで増幅するというわけです。「キライな色」の場合は、「その状況から抜け出すためにこの商品を使ってみてはどうですか?
I・H・K 作文法の”H”は、『発見』の H です。
「○○がありました」、「○○がこうでした」というのは羅列型作文なのだそうです。「君が”発見”したことを書いてごらん」と指導した。『発見』したことを書きましょうと言っても、書く材料が無かったのです。
先生は次の動物園への遠足に行く前に、「○○って本当はこうなんだ!」と思ったことを書き留め
る、『発見シート』というものを生徒たちに持たせることにしました。
遠足当日、生徒たちは動物園の中を『発見』を求めて歩き回りました。「発見したことを書く」というこのやり方によって、生徒がどこに注目したか、がクッキリと現れる作文になったのです。
実は大人が書く文章も「事実の羅列」型文章が多く見られます。
「事実の羅列」型文章だったならば、あなたの『発見』したことを書いてみるといいでしょう。
あなたが商品を使ってみての『発見』があるでしょう。
「自分が発見したこと」を語る時、文章には必ずオリジナリティが生まれます。
書き手の顔が見える文章は、カタログの丸写しで作られた文章などとは比較にならないほど説得力があります。
「お客様アンケート」などは、『発見』の宝庫です。
『発見』を書くためには、「何かを発見しよう!」と思っていないと書けないのでしょう。
I・H・K 作文法、最後の”K”は、『声・ことば』の K です。 セリフを入れ込むというものです。文章に臨場感を出すためのテクニックと言っていいでしょう。
「会話」が非常に身近にある私たちにとって、文章における「会話」、具体的には『セリフ表現』も非常に身近なものに感じられるのです。
セリフを書くのが苦手だという方は、実在の人物の会話を文字に落とすことから始めてみて下さい。
「どんなセリフを書くか?」ということですね。
1) あなたの商品が手元に無くて困っている人のセリフ
2) あなたの商品があって救われた人のセリフ
3) あなたの商品の良さを疑っている人のセリフ
4) お客様があなたの商品を知人にすすめている時のセリフ
5) お客様があなたの商品を買おうかどうかを知人と相談している時のセリフ
広告文章などの場合、セリフ表現の後にほぼ必ず説明文を加えることができます。その説明文につながりやすいセリフを考えていくといいでしょう。
どのような説明文をその後につなげていくか・・・それを考えて、そこにつながりやすいセリフを考えていきましょう。
気楽に書いた方が臨場感という意味では実は効果的なのです。
「セリフを書く」という行為を、「文字」で考えてはいけません。
実際にあった場面、実際にありそうな場面を「映像」として思い浮かべることが大切です。
「客先で営業をしている場面を思い描いて営業トークを組み立てている営業パーソンと、場面を思い描かないでトークを組み立てている者では、営業成績において1 年で最大 18 倍以上の差がつく」という説を唱えています。
文章を書くときに、色。発見。セリフに注意して書く。という事ですね。
あなたの気付きもお気軽にコメント下さい。
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