今日はポッキーの日だそうです。
日本農業が衰退した日。って作りたくないですね。
信です。
今日は、日本農業についてちょっと考えてみようと思います。
最近、TPPで注目を浴びている農業。人口の1.5%しかいない農業者のために世界から乗り遅れていいのか?と言う話も聞きます。
本当でしょうか?
わたしが、日曜百姓を始めた理由は、このままだと食べるのに困る事態が来るな。
と言うことも一つあります。
ワーキング・プアや派遣。ホームレスの問題を見ても、今の日本。
満足に食べれない人が出てきました。
そして、TPPを始めとする関税撤廃。輸入自由化の流れの中、食料主権をないがしろにして、日本農業を衰退させる。
そんなので、これからの日本。大丈夫なのかな?と。
やっぱり自分が食べる物くらい自分で確保しておく必要があるな。と言うことです。
まず。最初に、今の日本。
本当の意味での食料自給率は0に等しいです。
外国から、石油や石油製品が入ってこないと施設栽培はできません。
肥料。農薬も外国からの輸入です。
そして、牛や豚。鶏の飼料も輸入穀物を使っています。
これらを使わずに農業をしている人は極小数です。
そして、これらの輸入品。いつまでも入ってくるとは言えなくなってきました。
尖閣諸島の衝突事件で、中国はレアアースの輸出を止めました。
ですが、日本に入ってきている燐酸肥料の輸入元は中国が一番です。
中国は、昨年くらいから自国優先で燐酸肥料に高関税をかけ、ほとんど輸出禁止状態です。
BRIC'Sをはじめとする新興国の経済発展で家畜の飼料となる穀物の需要が増してきています。
水産物はもうすでに需給逼迫の状態ですよね。
これらを止められると、今の慣行農法で栽培している農産物は生産できなくなります。
輸入農産物に対しては、世界の穀物は遺伝子組換え品に変わってきています。
食べる方のリスクはまだ見つかっていませんが、見つかってないから安全だ。とは言えませんよね。
ですが、遺伝子組換えの問題はそれだけではなく、種子をモンサント社のような穀物メジャーが一手に握っていることです。
と言うことは、彼らの意向によってどうなるか分からない。不安定な状態におかれています。
これだけ見ても今の食は不安定なバランスの元に保たれている。と言うことが分かります。
食は、空気と水と一緒で人が生きていくために絶対に欠かすことのできない大切なものです。
それがこのような不安定な状態になっている。
かなり不安です。
やはり、自分が食べる物は自分で確保する。
どんな事態になっても持続的できる農業をする。が大事なのでは。と思います。
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