2010年10月24日日曜日

TPPで自給率14%に下落

「農業打撃4兆1000億円 自給率14%に下落/TPPで農水省試算 (10月23日)

農水省は22日、関税全廃を原則とする環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に日本が参加した場合、国内の農業生産額が4兆1000億円減るとの試算を明らかにした。2008年の農業総産出額(8兆4736億円)の48%に当たり、農業は壊滅的な打撃を受ける。食料自給率は14%に落ち込むとした。関連産業を含めた国内総生産(GDP)の喪失は約8兆円近くになる見通しで、農業者らの間でTPPの参加に反対の声が強まることは必至だ。」


農業新聞の昨日の記事。

工業的には良いんでしょうが、農業分野ではだめみたいです。
TPPに参加して関税撤廃になると、農業は壊滅ですね。

しかも、農業者の平均年齢は60歳超えていますから、10年持たずに日本で農産物を作る人は居なくなります。

人間生きていくためには、空気と水と食べ物が必要なんですが。。。
それでいいんでしょうか?


今日の産経新聞では、

「11月のアジア太平洋経済協力会議(横浜APEC)の主要議題となる環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)参加に向け、政府は23日までに2兆円規模の農業支援策の検討に入った。」

とありますけど、財源もなさそうだし。
どんな支援をするかはまだ分かりませんが、たぶん無意味ではないかと思います。

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