2010年12月28日火曜日

会社を経営するように家計を経営しよう!

消防の夜警は無事終わりました。

眠い。。。



信です。
わたしは、家計簿を複式簿記でつけています。



家も会社も一緒だと思っています。
ミッションがあって、計画があって、行動して反省する。
予算があって、記帳して、見直す。

もちろん。
家計簿もパソコンを使っています。



なぜ、普通の家計簿のような単式簿記ではダメなのか?


単式簿記では、現金の入出金を記入します。

現金が増えた。減ったはわかりますが、なぜ増えたのか?
ローンやクレジットカードなどの借入れがある場合の残高や、本当にお金が残っているのかどうか?
食費や娯楽費の合計金額や何にどれだけ使っているかの内訳が見にくかったりします。


複式簿記では、取引内容を最低二つ以上の項目で記入していきます。

項目は、資産。負債。資本。収益。費用に分けられ。
取引は、資産の増加・減少。負債の増加・減少。資本の増加・減少。収益の発生。費用の発生があります。

取引内容は、例えば、現金でガソリンを入れた場合。
費用の「ガソリン代」が増加して、資産の「現金」が減少する。

ローンで車を買った場合。
資産の「車」が増加して、負債の「ローン」が増加する。

ローンの返済を普通預金からした場合。
負債の「ローン」が減少して、資産の「普通預金」も減少する。

このガソリン代。現金。車。ローンなどは、科目といいます。


複式簿記は、個々の取引内容を記入するだけでなく、科目毎に取引をまとめて、元帳という形で、個々の科目の取引を一覧できます。


そして、複式簿記の一番の利点は、財務諸表を作成することが出来ることです。

複式簿記で作れる財務諸表は、貸借対照表。損益計算書の二つです。

貸借対照表は、ある時期の資産と負債。資本の金額が表されています。
損益計算書は、ある一定の期間の収益と費用。利益の合計額が表されています。

貸借対照表を見ることで、きちんと資本が残っているか。債務超過に陥っていないか。
損益計算書を見ることで、きちんと利益が出ているか。赤字になっていないか。がわかります。


単式簿記の家計簿に比べて、複式簿記の方が、家計の現状を正確に記入することができます。
特に、借入れがあったり、株式などの投資があったりすると、単式簿記では完全に力不足でしょう。


ですが。

複式簿記を覚えるのが難しい。
複式簿記の記帳は面倒。と言う問題があります。


家計簿で使う場合。
複式簿記のはじめの部分だけ覚えれば使えますので、簡単そうな本を読まれることをおススメします。

記帳が面倒。と言う場合は、パソコンを使えば、毎日簡単に入力でき、財務諸表をすぐ表示できるので、簡単です。



と言うことで、わたしは家計簿の記帳は、WIN家計簿と言うソフトを使っています。


WIN家計簿の特徴は。

スピードが速いので毎日家計簿を付けるのが楽しくなります。

マウスだけからでもテンキーだけからでも記入できます。連想コードを使ってキーボードから高速入力することもできます。

科目や金額を登録しておけるので最短のケースではクリック一発で一行を記入できます。

毎日入力するだけで、そこから様々な帳票を表示でき、最小の手間で大きな成果が得られます。

予算と実績、ローンの管理、クレジットカード使用控えなど、複式ならではの洗練された使い方ができます。

ボタンを押すだけで豊富な種類の集計表を表示できます。グループ別や摘要別の集計もでき、データの多角的な分析ができます。


WIN家計簿は、一応雛形が付いてきていますが、自分の現状に合わせて科目。摘要等を登録した方がいいと思います。

参考までにわたしが使っている科目は、

資産が、現金。預金。投資。その他資産。
負債が、借入金。その他負債。
資本が、資本金。
収益が、事業収入。農業収入。給与収入。その他収入。
費用が、事業支出。農業支出。給与支出。家計支出。

あと、この下に子科目を作っています。


WIN家計簿のダウンロードは、こちらからできます。
→ http://homepage3.nifty.com/sanyoudo/winkintro/text1.html

尚、WIN家計簿は、5,040円のシェアウェアですが、試用してみて良かったら使い続けてみて下さい。

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