2010年11月12日金曜日

農業の補助金。大規模化について。考察してみた。

iTunes Storeで、映画販売。レンタルサービスが始まったみたいですね。



信です。

現政権は、農業再建のためにと。補助金を出しました。



日本の農業は零細だから。大規模化すれば低コストで生産できる。と言う声も聞きます。

本当でしょうか?



現政権は、農業再建のために農家戸別所得補償を始めました。
米を栽培すると、売価が下がったときに補助金で補填します。と言う事業です。

するとどうなったか?
補助金補填の分だけ買い叩かれました。

昨年の米価より今年の米価は、80%とか70%の価格です。

これでは何のための事業か分かりません。



日本農業は、小規模だからコストがかかり儲からないんだ。と言う声があります。
自民党政権下では担い手事業として、補助金を一定の規模以上の農業者にだけ支給する。として、選挙で負けた経緯があります。

大規模にすると本当にコストが下がるのか?

稲作の小規模農家が大規模にする場合。
トラクター。コンバイン等を大規模用の機械に更新する必要があります。

過剰な設備投資が必要なんですね。

そもそも、大規模化できるのは平地だけであり、棚田のような山間地帯では不可能です。
農地の70%ある中山間地帯では農業するな。と言うことでしょうか?



消費税の問題もバカになりません。
売上で1000万超えると課税業者。5000万超えると本則課税になります。

本則課税になると、人件費などは消費税の経費になりません。
自分で売価を設定できない農家は、全部負担するようになります。


そして、このようなことをして本当に、平均年齢68歳の農業を立て直し。
食料自給率50%を達成することができるのでしょうか?



農業問題は、農家だけの問題ではなく、安心で安全な食を安定して食べたい。と願うみんなの願いです。

食は、空気や水と同じ。生きていくための必需品です。

もう少し考えた方がいいと思いますよ。

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